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2014年7月24日 (木)

【京都/十帖】京都で『十帖源氏』を読む「明石_その5」

少し間が空いてしまいましたが、京都での活動の二つ目にあたります『十帖源氏』を読む会の報告です。


・「たゞ、いさゝかなる物のむくい也」
→この部分は時間をかけて現代語訳を考え、結果として……「小さな出来事の結果に過ぎない。」と訳すことにした。
当日は、特に「物のむくい」をどうするか、という所に焦点をあてて話し合いをする。
「むくい」に宗教的な意味合いを持たせないように配慮した。
生まれながらの罪とか因果応報などということばを使うと、前後の流れを混乱させ、かえって物語展開をわからなくしてしまうことを危惧した結果による。

・「あかずかなしくて」
→結果的に「たまらなく恋しくて」とする。

・「人もなく、月のみきら/\として、夢のこゝちもせず」
→「人もなく」の「人」は「誰もいなくて」
「夢のこゝち」も訳し難い。
そこで、誰のことを言っているのかを補い、わかりやすくすることに注意を集中した結果……「桐壺院の姿もなく、月だけが輝いています。光源氏は、夢を見ていたとも思われません」となる。


興味をお持ちの方や、紹介してくださる方は、代表者のブログコメント欄か、NPOのHPに記載されているメールアドレスにメールをいただければ幸いです。

次回は、前回の更新の通り、9月6日になります!


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