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2014年5月21日 (水)

【東京/十帖】東京で読む『十帖源氏』を読む&お知らせ

こんにちは、ご無沙汰しております。
特定非営利活動法人〈源氏物語電子資料館〉広報担当です。

今回は5月13日 (火)に行われました「東京で読む『十帖源氏』を読む」会についての報告と、お知らせです。


・「鹿のたたずみありく」とある箇所。
→鹿が「たたずむ」さまと、「あるく」さまをどう訳すか、ということで、意外と悩みました。結論としては、素直に「鹿がさまよう様子」とする。

・「御まもりに独鈷たてまつる。」で、「独鈷」をどうするかも困りました。
→固有名詞の中でも、宗教に関する道具は、その発音も含めて翻訳がしにくい。
 ここも、ローマ字読みにしないで、「護身用の仏具を贈ります。」として、わかりやすい現代語訳にする。

・「かわらけまいる。」は、「お酒を飲みます。」に、「ふきすましたり。」は
→「澄み切った音で吹きます。」とする。

・「山の鳥もおどろかし給へ。」
→今回一番時間をかけた部分。
 「おどろかし」をどうするか……
 鳥をビックリさせるのではないのです。鳥の注意を琴の音に引き付けよう、という。
 ああでもない、こうでもないと思案の末に、「山の鳥にも聞かせましょう。」となる。


さて、次はお知らせです。

東京で『十帖源氏』を読む会ですが、しばらくの間、休会させていただきます。
今日は、北山に籠もっていた光源氏が、病気も回復したことから京に戻るところまでで話が切りの良いところであるためです。
この場面でこの勉強会も一旦一休み。

この『十帖源氏』を読む会は、最初は『おさな源氏』を読む会でした。
2004年7月23日にスタートしたので、かれこれ10年続いてきた会です。

無理をしないで気長に続けて行くためにも、少しお休みをして、来春までにはまた再開することになりました。
再開した折には、また多くの方々に気軽に参加していただければと思います。

では東京のほうは、しばし。

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