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2013年10月13日 (日)

【京都/十帖】京都で『十帖源氏』を読む「須磨」(7)

京都で写本を読む会の後に開催されました『十帖源氏』を読む、須磨の七回目の報告です。

今回の内容は、「須磨」巻で、光源氏のお供である義清(良清)が、明石の入道の娘のことを思い出して恋文を出した場面からでした。
84丁オモテ途中まで読み進めました。

確認事項

義清のあそん、彼入道のむすめを思ひ出て、文
をやれど、返事もせず。父入道より、聞ゆべき
事なん、あからさまにたいめんもがな、といひけれど、
うけひかざらん、うしろ手、くつしいたうていかず。

……という部分について。

現代語訳した際に主語や修飾関係を補う必要が発生し、どこまでを会話文・心中思惟として処理するかの判断を難しくしています。

また、義清がだした文を、義清からの恋文とするか源氏との仲立ちの申し出とするか、についても議論。

↓ 
(〈義清〉は)「(〈入道〉は自分の求婚を)認めてくれないだろう」と、帰る姿を思うとみじめで(〈入道〉のところへは)行きません 。

……とすることにしました。


次回開催は、11月9日(土)午後3時~午後5時まで。
場所は同じくワックジャパンです。


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